ドアスコープ

カギではありませんが、カギと同じくドアについていて、防犯に役立っているものがあります。
その一つがドアスコープというものです。
ドアスコープはドアの上の方の、だいたい目のあたりの位置についているものです。ガラスのような球面がはめ込まれており、覗くと外の様子を見ることができます。外からはもちろん家の中は見えないようになっています。
インターホンがなって来客があった時はこのドアスコープを覗いてまず確認してからドアを開けます。
そうしないと知らない人だった場合に部屋に押し入られてしまう可能性があります。

このように防犯的に役立ってくれるドアスコープですが、時に犯罪に使われてしまうこともあります。

このドアスコープが外側から外されてしまうことがあるのです。
防犯性に優れたものじゃないと簡単に外れてしまうのです。
ドアスコープが外れたら外からでも家の中を覗けます。ワンルームだったりすると玄関のすぐ近くにお風呂場があったりするので女性は特に気味が悪いと感じるのではないでしょうか。

また、ドアスコープをはずしてその穴に特殊な道具をいれてその道具をつかって内側のサムターンを回してしまうということもあります。
サムターンが回されるとその痕跡が残っているのですが、普通の人はなかなか気が付きません。もし侵入されたとしてもしばらく気づかずそのまま過ごしてしまいます。